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和歌山・ぶらくり丁の食堂に新メニュー「紀州の徳川丼」-ジビエ丼など3種類

徳川家の三つ葉葵に関連し、3種類ある「紀州徳川丼」

徳川家の三つ葉葵に関連し、3種類ある「紀州徳川丼」

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 和歌山城近くの商店街「ぶらくり丁」にあるランチとテークアウトの店「ぶらくりきっちん」(米屋町、TEL 073-488-5225)が11月4日、新メニュー「紀州の徳川丼」を発売した。

3種類ある「紀州の徳川丼」の中で、いちばん人気の「紀伊勝浦の皮付きまぐろ丼」

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 1619(元和5)年から徳川頼宣が250年に亘り和歌山を治めていたことにちなみ、家紋である三つ葉葵を連想させるよう3種類の丼を用意。それらを総称して「紀州の徳川丼」と名付けている。

 3種類の丼には、和歌山の特産品を使う。勝浦漁港(那智勝浦町)で水揚げされたマグロを皮を付けたまま、かば焼き風に仕上げた「紀伊勝浦の皮付きまぐろ丼」(790円)、梅酢エキスを加えたえさで育てた「紀州うめどり」のモツ焼きに紀州山椒をかけた「紀州のうめどりもつ丼」(790円)、イノシシ肉を香ばしく焼いて塩で味付けした「紀州のジビエ丼」(1,080円)がラインアップ。

 まぐろは皮付きを使って低価格を実現。鶏もつは風味のよい紀州山椒を使って臭みを抑えた。イノシシ肉はジビエらしさを損なわないよう塩味で仕上げた。

 近藤知美店長は「和歌山には美味しい特産品がたくさんある。もっとたくさんの人に和歌山を身近に感じてもらいたいと思い、ネーミングと素材にこだわった」と話す。

 10月にオープンした同商店街内の場外馬券売り場「DASH(ダッシュ)」の影響に触れ、「人通りが増えて店の売り上げが2割伸びた」とも。同施設が金曜日にナイター営業をするため、それに合わせ営業時間も延長したという。「県外からも人が来ている。ひとりでも気軽に入れるような店づくりで商店街を盛り上げたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~19時(金曜・土曜は20時まで)。

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