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和歌の浦・不老橋周辺でライトアップ企画 日没から松並木照らす

ライトアップされた不老橋と松並木

ライトアップされた不老橋と松並木

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 和歌山市が現在、和歌の浦・不老橋周辺のライトアップ企画を行っている。

和歌山市指定文化財の「不老橋」

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 日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」のストーリーを活用し、同地区の自然や歴史を体感できる周遊ルートをPRしようと企画した。市指定文化財「不老橋」周辺の松並木をライトアップし、夜間の周遊を促す。

 和歌の浦は、和歌山市南部と海南市北部に位置する和歌浦湾を取り巻く景勝地。奈良時代には「若の浦」と呼ばれ、万葉歌人の山部赤人が情景をたたえる歌を詠んだことで知られる。平安時代に歌人・紀貫之が山部赤人の歌を「古今和歌集」で取り上げたことから和歌の聖地となり、熊野参詣や西国巡礼の際に、時の関白や大臣などが訪れその情景を和歌や物語に詠んだ。2017(平成29)年に「絶景の宝庫 和歌の浦」として日本遺産に登録された。

 市観光課の廣瀬友規さんは「日中は観光バスなどで訪れる人も多いエリア。景観に溶け込むようなライティングに仕上がっている。通年楽しめるので夜も訪れてもらえたら」と話す。

 点灯時間は日没~22時。

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