マーケットイベント「東ぶらくりPOP-UP(ポップアップ)」が2月14日~15日、東ぶらくり丁商店街で開催された。主催は「和歌山商工会議所青年部(和歌山YEG)」(和歌山市西汀丁)。
地域経済の好循環・活性化を目指す運動「ローカルファースト」を推進している和歌山YEGではこれまで、地元での買い物を呼びかける「ラブ和歌山9デイズ」(2020年10月)、「ローカルファースト ラブ和歌山4デイズ」(2023年2月)など、スタンプラリーや抽選会を行い、地元消費を喚起してきた。
同イベントは、約半数の店が閉店し、シャッターが閉まっている東ぶらくり丁商店街で、「もしも店と人が戻ってきたら」をコンセプトに「理想の未来の東ぶらくり丁」の姿を体験してもらおうと企画した。15の空き店舗の持ち主一人一人に趣旨を説明し、9店が参加。メンバーで清掃するなど開店に協力し、出店ブースとして活用した。
当日は、和歌山大学の学生が運営するカフェ、地元バスケットボールチームやサッカーチームによるスポーツ体験スペース、ケーキ店などが空き店舗に出店した。会場ではこのほか、タイ料理、ハワイアンフード、カレーなどのキッチンカー、近隣の中華料理店や弁当・総菜店、イタリア料理店が露店を並べ、既存店と合わせて約40店が参加した。商店街は2日間で延べ約4000人が訪れてにぎわった。
15日はダンススタジオ「HOMIES PLUS」(新雑賀町)の子どもたちがダンスパフォーマンスを披露。足を止めて見入る人や声援を送る人の姿が見られた。
YEGローカルファースト委員会の笹田剛史委員長は「想像以上にたくさんの来場があり、うれしい。既存店も皆さんに知ってもらう機会になった。継続的に東ぶらくり丁を利用するきっかけになれば」と話す。「シャッターを開けることで、店舗を探している人が出店イメージを持てる。新たな借り手につながれば」とも。