祭礼文化体験イベント「祭礼文化を次世代へSairei(サイレイ)」が7月25日・26日、国登録有形文化財「瀬戸家住宅」(御坊市藤田町藤井)で開催される。主催は、地域文化継承プロジェクト「Sairei」。
地域に受け継がれてきた祭礼文化を体験、学び、表現として再編集し、次世代に継承することを目的にする同イベント。同団体は2025年に発足。代表を務める「そめみち染物旗店」(島)の染道祥博さんは、各地域で祭礼の担い手不足や規模縮小などに危機感を募らせ、地域文化の継承に関心のある若手と活動を始めたという。
同地域で10月に行われる小竹八幡神社(薗)の例大祭「御坊祭」は、「人を見たけりゃ御坊祭」とうたわれる日高地方最大規模の祭り。地区ごとに獅子舞や太鼓、踊り、みこしなど、さまざまな伝統芸能が継承されている。
当日は、祭礼の写真展示、映像上映を行う。25日はエコバッグの型染めワークショップ、ミニ獅子頭絵付け体験(参加費各1,500円)。26日は、獅子舞の演舞、2人の神職によるトークイベント、創作ダンス、祭礼音楽のライブ演奏、獅子頭のライブペイントなど。
染道さんは「祭りは地域の歴史や人のつながり、誇りが詰まった大切な文化。たくさんの人にこの地域の祭りの魅力を知ってほしい。にぎわいだけでなく、祭りの意味や地域ごとの個性、担い手の思いを感じてもらえたら。このイベントをきっかけに、祭りに関わる人が増えれば」と話す。「各地域で深刻な状況が続き、祭礼文化の維持・継続が難しくなっている。今後は御坊祭の当日もフィールドワークを企画するなど、一人でも多くの人に祭りへの参加を呼びかけ、熱気や空気感を一緒に体験してもらいたい」とも。
開催時間は両日とも10時~16時。入場無料。