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和歌山・有田川町で「えほんマルシェ」 絵本作家のトークショーやお化け屋敷も

参加を呼び掛ける「えほんマルシェ」実行委員会メンバー(中央が三角治さん)

参加を呼び掛ける「えほんマルシェ」実行委員会メンバー(中央が三角治さん)

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 有田川町の「地域交流センター ALEC(アレック)」(有田川町大字下津野、TEL 0737-52-4730)で11月23日、「えほんマルシェ ARIDAGAWA」が開かれる。主催は絵本まちづくり協会を中心とする実行委員会。

えほんマルシェ当日に20店舗のショップが並ぶ予定のALEC前広場

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 同町は2010年ごろから絵本を通じたまちづくりを行い、今年に入り「絵本まちづくり協会」が発足。同協会が中心となって絵本に関連する企画を進め、今年8月には絵本作家・山本孝さんとコラボしたお化け屋敷イベント「学校ななふしぎワールド in 有田川」を開催した。

 絵本との出会いを目的とした同イベントは「絵本が日常になる一日」をコンセプトに、図書館と屋外スペースを使って開く。懐かしの名作から新作までの絵本を多くそろえ、即売や読み聞かせを行う。「おまえうまそうだな」「あいしてくれてありがとう」作者の宮西達也さんや、「もったいないばあさん」作者の真珠まりこさんなど絵本作家も多数来場し、トークショーやお化け屋敷、お化けファッションショー、豆本作りなどのワークショップで会場を盛り上げる。

 芝生のある屋外エリアには、県内各地から飲食店や雑貨店が20店舗出店する。欧風カレー店「マイソール」(和歌山市向)の貴志真帆さんは「有田川町の絵本を通じたまちづくりに以前から注目していた。家族とこの場所で暮らしたら楽しそうと思っていたこともあり、今回の出店を決めた」と話す。

 実行委員の三角治さんは「親子連れから大人のグループまで楽しめるように準備している。さまざまな企画を通して絵本を身近に感じてもらいたい」と話し、「マルシェスタイルにしたのは買い物や食事も楽しみながら、ゆったりと有田川町で一日を過ごしてほしいから。ぜひ朝から会場へ足を運んでいただければ」とほほ笑む。

 開催時間は10時~16時。

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