和歌山公園動物園の水禽園がリニューアル-老朽化対策の防水工事完了

新しくなった池へ飛び出す水鳥たち(写真提供=和歌山公園動物園)

新しくなった池へ飛び出す水鳥たち(写真提供=和歌山公園動物園)

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 城の敷地内にある動物園として全国的にも珍しい和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)の「水禽(すいきん)園」が2月1日、リニューアルオープンする。

改修前の池で泳ぐカモ。足の動きまでは見えにくかった

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 水禽園は1970(昭和45)年、和歌山公園動物園西側に設置された水鳥コーナー。中央に大きな池(476平方メートル)があり、コブハクチョウやカルガモをはじめ、11種49点の水鳥を飼育している(2014年1月現在)。施設老朽化のため、2013年10月21日から約3カ月間閉園し防水工事を行ってきた。この間、飼育されていた水鳥たちは園内の仮宿舎で生活したという。

 「池の底も全面的に防水塗料を塗り直し見違えるようにきれいになった。水鳥たちの足の動きがよく見えるようになったので、ぜひじっくりと観察してほしい」と話すのは、同園を管理する和歌山城整備企画課の宮坂真季さん。

 リニューアルオープンに合わせて、2月8日に和歌山公園動物園サポーターイベントを開催。サポーターの中から先着40人が水鳥へのエサやりを体験できる。サポーター登録は当日も可能で、個人は1口300円から。イベントは13時30分~15時。13時から整理券を配布する。

 開園時間は9時~17時。入園無料。

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