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和歌山で「ジビエフェスタ」 県内50店でシカ肉、イノシシ肉使ったメニュー提供

「Staub Kitchen OLMO (ストウブキッチンオルモ)」で提供する「シカ肉のカスレ風」

「Staub Kitchen OLMO (ストウブキッチンオルモ)」で提供する「シカ肉のカスレ風」

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 和歌山県内の飲食店で現在、「わかやまジビエフェスタ」が開催されている。

ジビエフェスタに参加する店舗が紹介されたパンフレット

 県内で捕れた野生のイノシシとシカの肉を、飲食店や宿泊施設でジビエメニューとして提供する同イベント。2011年から始まり今年で7回目。 

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 和歌山県の野生鳥獣による昨年の農作物被害は3億2824万円相当。過去10年の平均被害額が3億2000円と深刻な被害が続き、県はイノシシやニホンジカの捕獲に取り組んでいる。捕獲したイノシシやシカを地域の食資源として飲食店での活用や観光に生かそうと、解体処理施設や食肉流通システムの整備も進めている。 事業者の衛生管理の取り組みを評価・認証する「わかやまジビエ処理施設衛生管理認証制度」や、脂肪の厚さや色の具合で肉質のランク付けを行う「わかやまジビエ肉質等級制度」を導入し、安全で高品質なジビエの提供に取り組んでいる。

 同フェスタでは県内の飲食店・宿泊施設50店舗が、和食・洋食・フレンチ・イタリアンなど、さまざまなジャンルのジビエ料理を提供。フランス料理ではシカ肉、日本料理ではイノシシ肉などが一般的だが、和食にシカ肉を取り入れるなど新メニューにも挑戦する。

 県庁畜産課の近藤早央里さんは「ジビエフェスタが始まった当初は40%程度だったジビエの認知度も、2015年には80%を超えるまでになった」と話す。「いきなり家で食べるのは難しいので、まずは飲食店で食べるきっかけにしてもらえれば。50軒の飲食店が工夫を凝らしたメニューを提供しているので、おいしいジビエを味わってほしい」とも。

 2018年2月28日まで。

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