和歌浦の片男波公園・健康館(和歌山市和歌浦南3)で1月13日・14日、木製玩具を集めたイベント「木の国わかやま 木育キャラバンin和歌山市」が開催される。
東京おもちゃ美術館を運営する「芸術と遊び創造協会」が全国で展開している同イベント。和歌山の林業活性化と、子どもたちに木の良さを伝えることを目的に、材木業・林業の関係者が中心となり実行委員会を結成した。和歌山での開催は今回が初めて。
約1000平方メートルの会場に、300平方メートルの木のおもちゃスペースを設置。東京おもちゃ美術館がスペースに合わせて全国・世界から集めた木製玩具を用意し、当日は「おもちゃコンサルタント」がおもちゃの遊び方をレクチャーする。木のおもちゃで遊べるスペースも用意するほか、マイ箸、マイスプーン、「びゅんびゅんゴマ」などの木工ワークショップを地元の企業・団体の監修で行う。3000ピースの積み木の角とり体験も開く。完成した積み木は21の市内の幼稚園・保育園に寄贈するという。
実行委員長の海瀬隆太郎さんは「木に触れて親しんでもらいたい。地元の森林や木材への関心を高めるきっかけになれば。たくさんの人に『木育体感』してほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。