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和歌山・川湯温泉で仙人風呂かるた大会 湯気の中、札に向かって130人が白熱

勢いよく取り札に飛び込む参加者たち

勢いよく取り札に飛び込む参加者たち

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 和歌山・本宮町の「川湯温泉」(田辺市本宮町)で1月21日、「新春仙人風呂かるた大会」が開催された。主催は熊野本宮観光協会。

2連覇を果たしたチーム「旅尻」

 同温泉は、熊野川支流・大塔川の川底から湧き出る73度の単純温泉。河原を掘ると温泉が出ることで知られる。例年12月から2月の期間、川の一部をせき止めて作った、長さ42メートル、幅13メートル、深さ60センチの湯船に、川の水で40度前後に調整した湯を満たした露天風呂「仙人風呂」を設ける。

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 かるた大会は2001年にスタートし、今年で17回目。平安衣装に身を包んだ女性が「和歌山県市町村おはなしかるた」を読み上げ、小学生の部では句の1文字目の平仮名を、一般の部では句の中から選ばれた平仮名1文字を、湯船に浮かべられた約1000枚の取り札の中から探して取り合う。

 当日は個人戦の小学生の部に34人、4人チームの一般の部には24チームが参加。参加者は水着やコスプレ衣装など思い思いの格好で、風呂の中央に集められた取り札を目指して水しぶきを上げながら飛び込み、白熱した戦いを見せた。

 一般の部で34枚の札を獲得し、昨年に続いて2度目の優勝をした男性4人チーム「旅尻」は「和歌山大学の同期生で、面白そうな大会に出ている。筋トレが趣味で、1年間トレーニングを積んで連覇を目指したので優勝できてうれしい。3連覇を狙って来年も参加したい」と笑顔を見せた。

 実行委員会副委員長の小淵浩史さんは「昼だけでなく夜の仙人風呂も楽しんでもらおうと、毎週土曜は灯籠を並べている。温泉の湯気が幻想的な雰囲気で照らされるので夜も楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 仙人風呂の入浴時間は6時30分~22時。2月28日まで。