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和歌山・加太で2年ぶりの「えび祭り」 伝統の祭りを守れ、青年団が猛特訓

和歌山・加太で2年ぶりの「えび祭り」 伝統の祭りを守れ、青年団が猛特訓

本番に向けて練習を重ねる獅子舞としの笛

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 和歌山市の加太春日神社(和歌山市加太)で5月19日に開かれる例大祭「えび祭り」を控え、獅子舞の練習が各所で行われている。

重さ約1トンの大みこし(2016年の様子)

 同地区はかつて伊勢エビ漁が盛んだったことから各家庭でエビを神前に供物にしたり、宴席に用いたりしたことから「えび祭り」と呼ばれるようになった。以前はエビ漁の解禁に合わせて行われていたが、現在は5月の第3土曜に地域住民約700人が渡御やその手伝いを行う。開催は2年ぶり。

 当日はみこしの前方になぎなた持ち、踊りや小唄、しの笛、獅子舞が連なり、街を練り歩く。獅子舞は、地域ごとに大きさや特色が異なり、向丁、仲丁、戎丁と北丁の連合の3頭がおのおのの地域で演舞を披露する。40人~50人ほどで構成される各地域の青年団が本番に向け、練習を重ねている。

 向丁の獅子舞は、1597年に加太春日神社に2頭が奉納された記録が残され、大切に引き継がれている。3頭の中で唯一、木彫りで頭の重さは約2キログラム。頭を振りながら前進し、上下左右の動きが加わるため、獅子頭の操作には熟練を要するという。

 同地区青年団でしの笛を担当する佐竹幸さんは「子どもたちは小学生から、しの笛に加わり、獅子舞の演舞に参加する。大人が獅子舞を練習し演じる姿を見て育った子どもたちが、ゆくゆくは次の獅子舞の担い手になる」と話す。「向丁の獅子舞は加太で唯一の『女獅子』で、チョウを追い掛けて高い山に登ってしまったり、花畑で戯れたりと、獅子の動きにも女性らしさがあり華麗で優美。獅子舞の演舞もじっくり見てほしい」と呼び掛ける。

 加太観光協会副会長で同地区自治会長を務める小嶋修一さんは「獅子舞は縁起物なので、最近は正月にイオンモール和歌山で披露するなど、皆さまに見ていただく機会が増えて好評を頂いている。これをきっかけに祭りに参加する人が増えるとうれしい。伝統ある祭りを守っていくためにも、活動を周知していきたい」と意気込む。

 神事は8時30分から始まり、渡御行列出発は10時。

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