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和歌山でラーメンスタンプラリー「らぁ祭」 売り上げでチャリティー活動も

「ぜひご来店を」と呼び掛ける高橋克佳さん

「ぜひご来店を」と呼び掛ける高橋克佳さん

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 和歌山で7月1日、ラーメン店を巡って参加するチャリティー企画「らぁ祭スタンプラリー」が始まる。主催は一般社団法人「らぁ祭」(兵庫県尼崎市)。

参加店「鳥見本」の「鶏骨醤油ラーメン」

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 同スタンプラリーはこれまでに兵庫、大阪、京都などで複数回行われてきており、近畿二府四県の中で和歌山だけが未開催だった。大阪のラリーに参加した「麺屋丈六」(大阪府中央区)を経営する丈六達司さんが和歌山市出身だったことから、県内のラーメン店の店主に声を掛け、企画をスタートさせた。

 同法人は近畿圏のラーメン店を中心に、約80店舗の加盟店で構成される。「ラーメン(食)を通じて地域社会への貢献と共生」を目標に活動し、スタンプラリーの売り上げの一部や協賛金は、障がい児者施設や高齢者施設への炊き出しなどに使う。

 丈六さんは「ラーメン店を巡ってさまざまな店を知ってもらい業界を活性化させると同時に、地域貢献できることにこの企画の良さがある。和歌山では和歌山県立紀伊コスモス支援学校(和歌山市弘西)でラーメンの炊き出しを行う」と話す。

 参加店は和歌山市の「麺屋たかはし」(向)、「和歌山ちゃんぽん忠次郎」(太田)、「麺屋鳥見本」(六十谷)、岩出市の「武者麺」(根来)、「雷神ラーメン」(中黒)、橋本市の「中華料理チャンピオン」(神野々)、「中華そば津津」(隅田町)、そのほか「月乃家」(有田川町天満)、「ramen BIRDMAN」(御坊市薗)の計9店。

 ラリーカードは参加店舗に設置。全9店舗とどの参加店のスタンプも押せるフリーの3マス計12個のスタンプを集めた参加者に、特製丼か特製湯飲みをプレゼントするほか、各店舗でトッピングなどの特典が10回受けられる。

 「麺屋たかはし」の高橋克佳さんは「他店の常連さんがうちにも来てくれるところと、チャリティー活動が両立していることに魅力を感じて参加を決めた。初めての試みだが、一人でも多くの参加者があるとうれしい」と話す。

 10月31日まで。

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