暮らす・働く

和歌山の「日高新報」が創刊90周年 地域密着の紙面作りに注力

「日高新報」会長の津村尚志さん

「日高新報」会長の津村尚志さん

  •  

 和歌山・日高地方の日刊紙「日高新報」が9月13日、創刊90周年を迎えた。発行は「日高新報社」(御坊市湯川町財部、TEL 0738-24-0077)。

日高新報社本社

 同紙は1928(昭和3)年、印南町出身の弁護士・井上豊太郎さんが「社会の善良な水先案内人となること」を使命に創刊。第二次世界大戦時の新聞統合令や1953(昭和28)年の大水害が原因の休刊を乗り越え、日刊紙として日高地方のニュースを届けてきた。2000年からカラー印刷、2014年からは紙面写真をスマートフォンアプリの動画で見せるARサービスを始めた。

[広告]

 主な取材エリアは、御坊市、美浜町、日高町、由良町、印南町、日高川町、みなべ町・龍神村。現在の発行部数は1万3200部。

 元雑誌編集者の会長・津村尚志さんは「活字離れが叫ばれて久しく、新聞業界も今後さらに厳しい時代になる。社員一丸となって、さまざまなアイデアを出して業界を盛り上げたい。インターネット時代に対応できる体制作りを心がけている」と話す。「大手の新聞が取り上げないような地方紙ならではの記事に力を入れ、地域密着で紙面作りに尽力し続けていきたい」と意欲を見せる。