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和歌山・龍神で「豆腐バーガー」 地産食材使い、道の駅と高校生が共同開発

南部高校龍神分校の生徒が考案した「龍神とうふバーガー」

南部高校龍神分校の生徒が考案した「龍神とうふバーガー」

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 和歌山県立南部高等学校龍神分校(田辺市龍神村安井)の生徒が考案した「龍神とうふバーガー」が現在、道の駅「水の郷日高川龍游」(福井)の「つぐみ食堂」(TEL 0739-77-0380)で販売されている。

道の駅「水の郷日高川龍游」(こすげパーク振興会)敷地内にあるレストラン「つぐみ食堂」外観

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 同村出身の店主・松本麻佐子さんは、大阪で勤務を経てUターン。「若い人のアイデアで地域に根付いた商品を作りたい」と同校に提案した。生徒たちは全校生徒で食材のアイデアを出し合い、3年生が家庭科の授業で試作し、昨年11月のイベント「翔龍祭」で販売したところ即完売したという。松本さんは試作品を基に同店のスタッフと協議を重ね、1月から「龍神とうふバーガー」(500円)を販売している。

 同商品には同村の食材を使用。豆腐は「龍神地釜とうふ工房るあん」(小又川)、シイタケは「龍神マッシュ」(甲斐ノ川)から仕入れる。肉は使わず、卵をつけて揚げた豆腐と野菜をバンズに挟み、「味工房梅樹庵」(西)の梅ドレッシングを使ったソースで味を引き立てる。

 松本さんは「豆腐の味や食感に加え、梅ドレッシングの酸味が特に女性を中心に好評。健康志向の食事を心がける人が増えてきている。龍神村には豊富な食材があることを、たくさんの人に知ってもらうきっかけになれば」と話す。

 営業時間は11時~15時。3月31日まで。

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