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和歌山・宮前にデリカテッセン 「とことわ」2号店、障がい者就労の場に

店内の様子

店内の様子

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 きのくに線・宮前駅近くのデリカテッセン「toco*towaDELI(とことわデリ)」(和歌山市中島、TEL 073-488-2102)がオープンして2カ月がたった。運営はNPO法人「ジョイ・コム」(同)。

「toco*towaDELI」の「スーププレート」ランチ

 同店は約2カ月のプレオープン期間を経て1月5日に正式オープン。2015年にチョコレート専門店としてオープンした「toco*towa」(塩屋)の2号店。席数はテーブルとカウンター、テラスを合わせて40席。テラス席はペット連れも利用できる。

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 場所は、理事長の岡田亜紀さんが経営する「菱岡工業」の新社屋の1階で、社員食堂の調理場も兼ねる。岡田さんは「障がいのある人たちの就労支援を目的に2012年にジョイ・コムを設立した。立ち上げ当初は菱岡工業で雇用していたが、日を追うごとに彼らの『さまざまな職種で働きたい』という希望や夢に応えたいと、飲食店の開業を模索した。1号店は作業を細かく分けやすい菓子製造を中心とした形態にして、2号店はその経験を発展させてデリ形式にした」と話す。

 メニューのコンセプトは「子どもから大人まで食べて体が喜ぶような素材や品質で、おいしいもの」。県産の新鮮な食材を選ぶほか、グルテンフリーのスイーツを用意するなど工夫を凝らす。

 ランチメニューは、メインにスープかサラダを選択する「スーププレート」と「サラダプレート」(各1,296円)の2種類。メイン料理、サイドメニュー2種類とパンまたはおにぎりを選ぶ。おにぎりは五穀米で、パンはパン店「backerei bis bald(ベッカライビスバルト)」(有田川郡有田川町)から仕入れる。

 メニューはほかに、「キッズプレート」(756円)、「苺のトライフル」「季節のデザートモンブラン」(以上702円)、「ガトーショコラプレート」(540円)、「コーヒー」(432円)、「紅茶」(432円)、オリジナルのチョコレートドリンク「ショコラ・ショー」(648円)など。

 今後の展望について「一つ一つ丁寧に、味に妥協せず、世界にも発信できるものを提供したい。その結果としてお客さまに長く愛していただければ、障がいのある子たちが安定して仕事を得られ、自立できるはず」と岡田さん。

 営業時間は11時~18時。日曜定休。