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和歌山×ITテーマの交流会、30回迎え活動拡大 異業種交流と学びの場へ

30秒で自己PRする参加者

30秒で自己PRする参加者

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 和歌山とITに関心を持つ人が交流する「紀it(キット)飲み会」が8月21日、「Una rama de RICO(ウナ ラマ デ リコ)」(和歌山市新通)で開催された。主催は「紀it」。

ゲストの有井安仁さんの話を熱心に聞く参加者

 同交流会は、2008(平成20)年に大阪で始まった「IT飲み会」の参加者と和歌山のIT業界の関係者が中心になり、「和歌山IT飲み会」として2014(平成26)年にスタート。これまでに29回開き、和歌山市を中心に白浜、御坊、田辺でも開催。参加者同士の情報交換、人脈作りのほか、ゲストスピーカーを招き、「気付きを得られる場」として運営してきた。IT業界以外からの参加もあり、異業種間の交流からコラボ商品の開発などの実績がある。

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 30回目を迎え、参加者の要望に応え、「ビジネス交流に加え、より多くの人が交流できる場へ」とリニューアル。名称を紀itに改め、「和歌山とあなたをITでHAPPYにする」を合言葉に、地域と情報技術に関心を持つ人を対象に、今後は交流会のほか、スキルアップの場や子ども・学生と交流できる機会を作っていくという。

 当日はIT関連事業者に加え、カフェ経営者、地元銀行員、公務員など幅広い業種から、22人の男女が参加。参加者は自己PRを書いたマッチングシートで情報を確認したり、名刺交換をしたりして、歓談した。同会恒例の30秒自己PRタイムでは仕事・活動の紹介をし、最後にソーシャルビジネスなど多方面で活動する有井安仁さんがゲストスピーカーとして登壇した。米ポートランドと連携した有田川町のまちづくり、IoTを使い地域住民が公共インフラを作る構想や地域の商店同士が協力し地域経済を循環させる海外製アプリの日本版の制作などについて話した。

 初参加の英語学習事業などを営む菅沼直子さんは「ITの話を聞く機会があまりないので、今日はとても勉強になった。皆さんの話を聞いて、新しいアイデアが浮かんできた。参加してよかった」と笑顔を見せる。

 紀it幹事で化粧品会社勤務の伊藤健太郎さんは「参加者に『何をやりたいか』と『何ができるか』を問い掛けて、ITで横のつながりを増やしたい。近くで信頼できる仲間を見つけて、相談できる場にしていければ。参加者同士のコラボを増やしていきたい」と意気込む。

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