イルミネーションイベント「フェスタ・ルーチェ」とコラボしたタクシーの運行が11月1日から始まった。運営は「相互タクシー」(和歌山市松島)。
ラッピングタクシーとイルミネーションイベント「フェスタ・ルーチェ」
テーマパーク「和歌山マリーナシティ」(毛見)で開催中の同イベントのラッピング車両の運行は昨年に続き2回目。新しい試みとして、福祉タクシーで「フェスタ・ルーチェ」を見に行く送迎プランを用意する。
ラッピング車両は、車いすに対応したユニバーサルデザインタクシー「JPNTAXI(ジャパンタクシー)」の黒いボディに、「Festa Luce」のロゴとライトアップしたテーマパークのイラストをあしらう。期間中は通常のタクシーとして和歌山市内などを走行する。12月1日からは先着150組に入園ペアチケット(大人2人)を進呈するクリスマスプレゼント企画を行う。
ヘルパーの資格を持った乗務員が乗り降りをサポートする福祉タクシー送迎プランは、利用者を自宅や施設などから送迎し、園内でサポートを行う。家族など付き添い者1人も一緒に楽しめる。
同社常務の松浦卓哉さんは「フェスタ・ルーチェに行きたいが、車いすや介護が必要で夜は外出しづらい人に安心して楽しんでもらいたいと福祉タクシーのプランを企画した。地元で開催される光の祭典をたくさんの人に楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。
ラッピングタクシーは通常料金で利用できる。福祉タクシー送迎プランは2時間貸し切り9,840円(往復送迎、入園チケット、園内サポート料含む)。2020年3月1日まで。