闘鶏神社近くのデザイン事務所併設の喫茶店「六文舎喫茶部」(田辺市末広町、TEL 0739-20-6831)が10月、オープン1周年を迎えた。
店主の雑賀崇さんは大阪出身、京都育ち。2008(平成20)年に妻の地元のみなべ町に移住した。梅干し製造販売会社でデザインの仕事を担当し、昨年、田辺市でデザイン事務所「六文舎」を開設。事務所1階に喫茶店をオープンした。店舗面積は9坪、カウンター8席、テーブル4席。
雑賀さんは「屋号の『六文舎』は以前から使っていた。事務所を開設したが、デザイン事務所に入るのは少し勇気がいるかなと、気楽に入ってもらえるよう喫茶部を併設した。喫茶エリアを実際に見ていただいて、思い描いているデザインと雰囲気が合っているかを感じていただければ。店内に置いている雑誌なども、デザインの雰囲気を感じ取ってもらう一助になる。喫茶部のみの利用も大歓迎なので、たくさんの人に遊びに来ていただければ」と話す。
メニューは、スパイシーチキンカレー、今日のカレー(以上800円)、卵と牛乳のプリン、コーヒーゼリー(以上300円)、フレンチトースト(500円)、インドネシア風ホットサンド「ジャッフル」(各種600円)など。ドリンクメニューは、コーヒー、紅茶(以上400円)、みかんジュース、ももジュース(以上350円)、ラオス産ビールの「ビアラオ・ラガー」(600円)、ドイツ産ノンアルコールビール「ピットブルガー・ドライヴ」(500円)など。
「地元の人を中心に、リピーターが増えてきてうれしい。お客さまを介して、新たなお客さまに来ていただけることも多く、さまざまな人との出会いや会話がとても楽しい」と雑賀さん。「店内の壁を作品展示などに貸し出している。表現の場として、活用してほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~19時。日曜・祝日定休。