食パン専門店「銀座に志かわ」(和歌山市駿河町、TEL 073-428-2400)が11月27日、和歌山城近くにオープンした。
同店は、2018(平成30)年に銀座本店をオープン。大阪、名古屋、弘前、倉敷など全国に展開し、和歌山店は38番目。各店舗に焼成設備を持ち、焼きたての食パンを販売する。
社長の高橋仁志さんがパン作りに15年関わった経験から、同店では仕込み水にアルカリイオン水を使用。その日の気温や湿度によって仕込み水の硬度やph値を変えるなど、生産管理を数値化することで、全ての店舗で同じ品質の食パンの提供を目指す。
販売は、食パン2斤(820グラム、864円)のみ。持ち帰りには「銀座の料亭のおもたせ」をイメージした水滴のすかしの紙袋を使用。手土産品としての需要も見込む。原材料は、カナダ産小麦粉、バター、生クリーム、蜂蜜など。仕込みから4時間かけて焼き上げる。
高橋社長は「総務省の調査では、和歌山市は全国で3番目に食パンを食べる街。水にこだわった甘くて柔らかい食パンを、食べたり手土産にしたりしてほしい」と話す。
営業時間は10時~18時。