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和歌山・橋本でアジアヘラブナサミット メーカーや国の枠超え交流

ヘラブナ釣りを楽しむ参加者たち

ヘラブナ釣りを楽しむ参加者たち

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 「紀州へら竿」の産地・橋本市の隠れ谷池(橋本市清水)で12月1日、「アジアヘラブナサミット」のチーム対抗釣り大会が開かれた。主催は橋本市。

釣り上げたヘラブナを見せる参加者

 同サミットは、ヘラブナ釣りの人口や市場の課題などを、国内外の釣り具メーカーや販売店などの広い枠組みで共有しようと初めて開かれた。30日は橋本市教育文化会館(東家)で「ヘラブナ釣りの発展をアジアで考える」をテーマにパネルディスカッションを開催。一般の参加者のほか、国内からは「紀州製竿(せいかん)組合」(橋本市)、釣り具メーカー「がまかつ」「シマノ」(大阪府)、「ダイワ」(東京都)、「マルキユー」(埼玉県)などが参加。中国や韓国、アメリカの企業も参加し、約80人が参加した。

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 1日の釣りイベントでは、国内参加者と海外参加者、メーカースタッフ、インストラクターなどが5チームに分かれ、釣り上げたフナの総重量を競った。参加者はさおを手に会話を弾ませ、終始和やかな雰囲気で競技が行われた。

 大阪府から参加した男性は「ヘラブナ釣りはタイミングを合わせなければ釣れないので、魚とのかけひきが面白い。海外の人とは難しい会話はできなかったが、もう少し釣る時間がほしかったぐらい和気あいあいと楽しめた」と笑顔を見せた。

 平木哲朗橋本市長は「国内外の関係者が一堂に集まって交流できたことに大きな意味がある。今後ヘラブナ釣りをする人を増やさなければ、各地の釣り場が減ってしまうし、地場産業の『紀州へら竿』や隠れ谷池も守っていけなくなる。今後は釣り場運営者にもサミットに参加してもらい、これからも交流や情報発信を継続していきたい。ヘラブナ釣りの楽しさを知ってもらい、市の観光にもつなげていければ」と話す。

 隠れ谷池の釣り料金は、男性=1日1,500円(半日1,000円)、女性・高校生=500円、中学生以下無料。貸しさお(餌別)=500円。

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