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和歌山の干物専門店「俺たちの干物」が1周年 鮮度と素材の味を大切に

干物を手にする店主の坂東さん

干物を手にする店主の坂東さん

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 南海電鉄八幡前駅近くの干物専門店「俺たちの干物」(和歌山市古屋、TEL 073-488-2035)がオープン1周年を迎えた。

季節で魚種が変わる干物

 店主の坂東隆人さんは加太出身。高校卒業後、和歌山を離れ、2006年に地元に戻り飲食店を経営。実家が水産業を営んでいたことから水産業に携わりたいと同店を開業した。

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 干物は、坂東さんが直接市場や漁港に買い付けに行き、刺し身にできるほど鮮度のよい魚を仕入れ加工。化学調味料や保存料などの食品添加物は使わず、塩水のほか、昆布や酒などで作った調味液で味を付ける。仕入れた魚種に合わせ、漬け込む時間や干し方などを変え、素材の味を生かしながら、うま味や柔らかさなどを調整するという。店頭に並ぶ商品は約8~10種類で、季節によって魚種は変わる。干物の食味と食べ頃を保つため、冷凍で販売する。

 店内には飲食コーナーも設け、「干物定食(日替わり)」(750円)、「トロサバみりん干し定食(片身)」(850円)、「干物屋のまかないパスタ(みそ汁付き)」(600円)、「釜揚げしらす丼(小鉢・みそ汁付き)」(700円)などを提供する。店頭の干物も販売価格に追加料金(調理=150円、定食=500円)で提供する。そのほかドリンクメニューはビール(450円)、酎ハイ(300円)、日本酒、焼酎(以上400円)、ソフトドリンク(200円)など。席数はテーブル席10席。

 坂東さんは「こだわりは鮮度と無添加。自分も子どもを持つ親なので、子どもが安心して食べられる商品を作っている」と話す。「魚は和歌山で水揚げされたものを積極的に使っている。一人でも多くの人に和歌山の魚のおいしさを広めていきたい」とも。

 営業時間は10時~18時(飲食提供は11時~14時)。水曜定休。