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和歌山・加太のアジサイ園に新看板 HYDEさんにちなみ英語表記も

設置された「アジサイ園Hydrangea Park」の看板

設置された「アジサイ園Hydrangea Park」の看板

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 和歌山市ふるさと観光大使のHYDEさんにちなんだアジサイ園の看板が2月14日、和歌山・加太地区の「人と自然のふれあい公園 森林公園」(和歌山市深山)に設置された。

森林公園のアジサイ(2018年撮影)

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 新たな看板には「アジサイ園 Hydrangea Park(ハイドランジアパーク)」とHYDEさんと同音の英語名を表記した。1月14日には、加太に縁のあるHYDEさんが尾花正啓和歌山市長と園内にアジサイを植樹した。

 同看板は、加太観光協会と東京大学生産技術研究所川添研究室加太分室「地域ラボ」が共同で製作。同公園は1984(昭和59)年に開園し、公園南部で関西国際空港建設の土砂採取が行われた。2007(平成19)年から同協会は、「海と山の加太プロジェクト」と銘打ち、アジサイの植樹祭を毎年開催し、森を整備し、海の環境保全活動を行っている。2月15日の植樹祭で、アジサイは約7000株になった。

 デザインを担当した東京大学の青木佳子特任助教は「魚のための植樹と分かるよう、アジサイの花びらを魚で表現した。森から流れ出る栄養で海の環境が整い、良い魚が捕れる。漁業を仕事とする地域だからこそ、森を整備していると公園を訪れた人に知ってもらえれば」と話す。「加太観光協会が十数人から始めた活動が少しずつ大きくなり、今年はHYDEさんが植樹し、全国の人に知ってもらえてうれしい」と笑顔を見せる。

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