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和歌山・海南の「紀陽除虫菊」が入浴剤「鈴木」販売へ 鈴木姓発祥の地をPR

薬用入力剤「鈴木」

薬用入力剤「鈴木」

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 入浴剤や蚊取り線香の製造を手掛ける「紀陽除虫菊」(海南市下津町上、TEL 073-492-0010)が現在、薬用入浴剤「鈴木」を販売している。

現在復元中の「鈴木屋敷」(完成イメージ図)

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 同社は1910(明治43)年、蚊取り線香製造業として創業。殺虫液や蚊取りマットの製造を行い、2005(平成17)年に家庭日用品製造会社「小久保工業所」のグループ会社となり、現在は入浴剤や重曹、消臭剤などの製造を行っている。

 同商品は、海南市のふるさと納税返礼品として開発。海南市が「鈴木」姓発祥の地で、現在「鈴木屋敷」の再生・復元プロジェクトが進められていることから、認知度向上を狙う。2020年度から同市の返礼品に採用される。

 粉末タイプで、緑色の湯色に松をイメージした森林の香り。保湿成分として、当帰(とうき)、橙皮(とうひ)、ニンジン、生姜(しょうきょう)を配合する。

 同社広報担当者の大田哲子さんは「全国の鈴木さんが『自分のこと?』と思って、鈴木姓のルーツや海南市のことを知ってもらえたらうれしい。鈴木さんからの贈り物や鈴木さんへの贈り物にお薦め。もちろん鈴木さん以外の人にも使ってほしい」と話す。「昔ながらの薬用入浴剤なので、温浴効果で体をじんわり温め、血行を促進し、疲労回復などの効能を感じていただければ」とも。

 価格は500グラム入り1,980円。同社オンラインショップなどで販売する。

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