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和歌山・善称寺が「朝勤行」ライブ配信 「気軽に寺の日常知って」

(左から)善称寺の宇治田真宣住職と僧侶見習いの森嶋淳哉さん

(左から)善称寺の宇治田真宣住職と僧侶見習いの森嶋淳哉さん

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 浄土真宗本願寺派寺院「善称寺」(和歌山市本町5、TEL 073-422-0473)が4月25日、「おあさじ(朝のお勤め)」のインターネット配信を始めた。

和歌山市本町の創建500年以上という古刹「善称寺」

 1518(永正15)年創建の同寺院。1945(昭和20)年の和歌山大空襲で本堂が焼失し、現在の場所に再建された。本尊は土中に埋めて戦火を免れたという阿弥陀如来像。現在23代目の宇治田真宣さんが住職を務める。

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 3月に松山市で営まれた葬儀の会場で新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受け、同寺では4月19日、これまで毎月行っていた合同法要をユーチューブでの動画配信に切り替えた。個別法要も親族の希望に応じネット配信で行っている。

 自宅で朝のお勤め(朝勤行=あさごんぎょう)をしている人たちがいることから、ユーチューブとインスタグラムで配信を開始。勤行では、命日の人の名前を読み上げた後、配信を始め、浄土真宗の生活信条や「正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)」「領解文(りょうげもん)」「御文章(ごぶんしょう)」などの偈文(げもん)を約30分間読み上げる。

 僧侶見習いで配信をサポートする森嶋淳哉さんは「法要の配信を行ってから『中止して終わりでなく、家で安全に見られるよう対応してもらえてよかった』との声をいただいている」と話す。「昼食は、近隣の飲食店でテークアウトし、インスタに投稿するなど、こんなときだからこそ、みんなでできることを皆さまと共にやっていきたい」とも。

 住職の宇治田真宣さんは「勤行は浄土真宗のものだが、宗派は問わないのでどなたでも気軽に見てほしい。寺の日常見て興味を持ってもらえればうれしい」と話す。「配信を始めてみると、国内のさまざまな僧侶がそれぞれの寺を発信していることが分かって面白い。これからはネット配信が当たり前の風景になり定着していくかもしれない。今後は動画で寺や仏教の教えを紹介していきたい」とも。

 配信は月曜・水曜~日曜、9時から行っている。

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