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和歌山で真夏の夜の野外ホラー映画上映 ソーシャルディスタンスで恐怖倍増?

夜間の上映会場でのデモンストレーションの様子

夜間の上映会場でのデモンストレーションの様子

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 「Kisssh-Kissssssh(きしゅーきしゅー)映画祭2020」の第1弾企画・ホラー映画の野外上映会が8月9日、本町公園(和歌山市北桶屋町)で開催される。

会場の本町公園で準備をするスタッフ

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 同映画祭は、2013(平成25)年9月から開催。例年は2~3日の会期中に、複数の会場でさまざまな作品を上映していたが、今回は新型コロナウイルス感染予防のため規模を縮小し、複数回に分けて実施する。第1弾は1作品のみ屋外上映する。

 上映作品は「シックス・センス」や「サイン」を手掛けたM・ナイト・シャマラン監督の「THE VISIT(ビジット)」。2015(平成27)年に米国で公開。奇妙な約束事のある祖父母宅を休暇のために訪れた2人の子どもたちが体験する恐怖を描く。

 実行委員長の小川貴央さんは「昨年9月の映画祭は台風で3月に延期を決め、準備を進めていたがコロナウイルスの影響で開催を見送った。今回は三密を回避できる屋外上映に絞り、コロナ禍でも楽しめる上映会を企画した。観客同士が距離を取り、ソーシャルディスタンスを保つことで、まるで一人で夜にホラー映画を屋外で鑑賞しているような感覚を楽しめる。新しい生活様式を実践しながら、新たな映画の楽しみ方を経験してもらえれば」と話す。「コロナの猛威は経済へのダメージだけでなく、人と人との距離を変えてしまい、楽しみの少ない日々を過ごしている人も多い。文化的な娯楽で、毎日を変えるきっかけをつくりたい」とも。

 18時30分開場、19時15分上映開始。チケット料金は500円。未就学児入場不可、雨天中止。

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