智弁学園和歌山近くに洋菓子店「dessert(デザート)屋ハレノヒ」(和歌山市内原、TEL 073-499-4669)がオープンして3カ月がたった。
店主の玉置祥大さんは、和歌山マリーナシティホテル(毛見)でパティシエとして14年間勤務後、独立し開業。中学生時代に見たテレビドラマ「アンティーク」がきっかけでパティシエを目指したという。店名には「日常に晴れの日(ハレノヒ)を」との思いを込めた。
元居酒屋の物件を改装し、掘りごたつとカウンターをそのまま生かしてイートインスペースにした。ホテル勤務時は直接顧客と話す機会が少なかったことから、キッチンと対面のカウンター席は客との会話を楽しむために残し、掘りごたつ席はゆっくりくつろげるようにした。イートイン席は20席。
人気メニューは「シュークリーム」「青空プリン」(以上200円)。「シンプルな材料でできる限りおいしく作る技術を研究してきた」と話す玉置さんのお薦めメニューはベイクドチーズケーキ(430円)、ザッハトルテ(430円)。そのほか、マリーナシティホテルの食パンを使ったトーストや自家製グラノーラをセットにした「モーニング」(680円)、デザートプレートにドリンクが付いた「ハレノヒセット」(1,000円)など。バースデーケーキ(4号=2,000円~、要予約)。
玉置さんは「想像よりたくさんのお客さまが来てくれる。遠方のリピーターもいて、本当にうれしい。1人で作る数は限られるが、自分が買いたいと思える価格で、持てる技術を尽くしておいしいケーキを作っていく。お客さまがハッピーになり、愛される店にしていきたい」と話す。
営業時間は7時~17時。木曜定休。