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和歌山・「ふとん工房かわむら」が羽毛リサイクル呼び掛け 「羽毛布団捨てないで」

「グリーンダウンプロジェクト」へ送る古い布団を手にする川村さん

「グリーンダウンプロジェクト」へ送る古い布団を手にする川村さん

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 「ふとん工房かわむら」(和歌山市塩屋)が現在、羽毛製品の回収を行っている。経営は「川村」。

店舗外観

 同店は1月から「グリーンダウンプロジェクト」に参加。羽毛布団のほか、ダウンジャケット、クッション、寝袋などを回収する。これまで約40枚の羽毛布団を回収してきた。

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 同プロジェクトは、使わなくなった羽毛製品を洗浄・精製加工することで清潔な再生羽毛とし、新たな製品へ利用するリサイクルプロジェクト。全国で130以上の企業や団体が加盟している。和歌山県内では現在、「ふとんのにしなか」(六十谷)、「好日山荘紀三井寺店」、「ikkaイオンモール和歌山店」などがプロジェクトに参加している。

 同プロジェクトを推進する一般社団法人「Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)」によると、鳥インフルエンザなどによる世界的な原料の羽毛不足を背景に、リサイクルすることで安定的な価格で羽毛の供給を図るほか、タンパク質を多く含む羽毛は焼却すると二酸化炭素が発生するため、環境保全にもつながるという。リサイクル工程では、障がい者就労支援事業にも取り組む。

 川村知弘社長は「1枚の羽毛布団からは約1キロの羽毛を回収できる。羽毛は100年持つといわれている。古い羽毛布団はリフォームやリサイクルができるので、捨てないで相談してほしい」と呼び掛ける。「限りある資源を大切に使って、心地よい布団でぐっすり睡眠をとっていただければ」とも。