国道24号線沿いのバス停「地蔵の辻」付近で現在、早咲きの桜が見頃を迎えている。
1976(昭和51)年に県工場環境緑化協会が化学系の工場が多かった同地域に、環境や景観対策の一環として植樹。大半はソメイヨシノで、例年4月上旬に満開になる。その中に1本だけ沖縄や鹿児島に分布するカンヒザクラと見られる木があり、一足先に開花し、通行人の目を楽しませている。
8日の昼時には通行人やカメラを持った見物客8人ほどが訪れ、「きれい」と声を上げ、記念撮影を楽しむ姿が見られた。市内から撮影に訪れた男性は「メジロを撮りに来た。この季節は毎年来ている」と話す。