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和歌山・有田川町でキクイモ使ったフランス菓子 地元食材で新菓子開発

「ナチュラルガーデン」壁屋店長、キクイモ生産者の松田さん、オーナーシェフ前川さん(左から)

「ナチュラルガーデン」壁屋店長、キクイモ生産者の松田さん、オーナーシェフ前川さん(左から)

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 キクイモを使ったフランス菓子「きくいもちゃん」の販売が1月29日、「ナチュラルガーデン」(有田川町水尻、TEL 0737-23-7021)で始まった。

「きくいもちゃん」とキクイモ

 キクイモは「からいも」とも呼ばれる北アメリカ原産のキク科の多年草。同町沼地区で農作放棄地の棚田を使い、栽培された新たな特産品。

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 同商品は「食べて集落を守る」がコンセプト。キクイモとアーモンド、砂糖、卵白などで作るフランスの焼き菓子。10個入り650円~。

 同店は2014(平成26)年にオーナーシェフの前川和宏さんがUターンして開業。ブドウサンショウとカカオのメレンゲやニッキのシナモンロールを販売。2020年には、併設したテークアウト専門店をオープンし、イノシシ肉を使ったジビエミートパイなど地域資源を活用した商品作りに取り組む。

 店長の壁屋知加子さんは「キクイモとナッツは相性がよく、互いの風味が生きる仕上がりになっている。今後も有田川町の農作物の持つ力を生かした商品開発をしていければ」と話す。「パッケージは『絵本のまち有田川』にちなみ絵本風にした。今後地産品を使った商品を絵本風パッケージでシリーズ化したい」とも。

 キクイモ生産者の松田美江子さんは「これまではチップスやパウダーへ加工することが多かったので、新たな形でキクイモを楽しんでいただけてうれしい。隠れたキクイモの風味が絶妙でおいしい」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時、ディナータイム=17時30分~21時、水木定休。同店のほか、どんどん広場(庄)、2月は県アンテナショップ「紀州館」(東京都)で販売する。