和歌山県が現在、ご当地フルーツポンチ「わかやまポンチ」の作り方をレシピ投稿サイト「Cookpad(クックパッド)」で公開している。
「わかやまポンチ」のレシピを公開する料理レシピサイト「クックパッド」
公開中のレシピは、梅のシロップ煮とイチゴやデコポンなど4種のフルーツを使い、ブルーベリージャムを添えるフルーツポンチ。仕上げに白玉に黒ゴマペーストを加え、県のPRキャラクター「わかぱん」をイメージしたパンダ白玉団子を浮かべる。
わかやまポンチは「県産梅の甘露煮またはシロップ漬け」「1つ以上の県産フルーツ」「県産梅とフルーツの使用を説明する」の3条件を満たすフルーツポンチ。県内をはじめ、大阪、奈良、東京など全国74の飲食店で提供する。「生姜(しょうが)丸しぼりジンジャーエール」をベースに使う「休暇村紀州加太」(和歌山市深山)やみかんを添えてゼリーにした「和歌山マリーナシティホテル カフェ&ベーカリー カテリーナ」(毛見)、炭酸入りオレンジジュースを注ぐ「近畿大学水産研究所大阪店」(大阪市)、「同銀座店」(東京都)など、各店独自のアレンジが楽しめる。
県は、自然や気候、風土、土壌環境、生産者のこだわりで育てられた郷土食材を「わかやま食材テロワール」として、バイヤーなどに紹介していたが、同サイトにブログを開設し、一般消費者に向け、発信する。ほかにも県産の柿やオレンジ、キウイフルーツなどを使ったレシピを公開する。
県担当者は「パンダ白玉は案外簡単にできて、浮かべてみたらかわいい。季節ごとにさまざまなフルーツを入れて作ってほしい」と話す。