社会福祉法人「美熊野福祉会」が運営するカフェ「cafeそら」(新宮市佐野、TEL 0735-29-6020)が5月14日、オープン3周年を迎えた。
同法人は1987(昭和62)年に設立。新宮市と東牟婁郡で障害福祉サービス事業を展開する。同店は、障がい者の就労支援施設「ワークランドそら」内にあり、「障がい者の働く場所」「地域に根ざした開かれたカフェ」「子どもからお年寄りまで地域の社会資源」のコンセプトで開設した。味付け、盛り付け、接客など、それぞれが得意な業務を担当し、一般就労を目指す。
メニューは、日替わりのメイン料理におかず9品がつく「そらランチ」(1,000円)と6品がつく「レディースランチ」(1,000円)、ニューカレドニアのエビを使った「天使のエビフライランチ」(1,200円)など(以上、飲み物とデザート付き)。
施設長の橋上慶一さんは「それぞれのスタッフが個性を生かし、盛り付けや味付け、接客など、自分の得意分野で活躍してくれる。リピーターの皆さまにも好評をいただいている。お客さまには楽しい癒やしの空間を提供し、スタッフには生きがいや喜びを感じられる場にしていきたい」と話す。
新宮市の30代女性は「スタッフの笑顔がすてき。日替わり料理が何かを楽しみにしている。味も良く、いつもおなかいっぱいになる」と笑顔を見せる。
同店では現在、3周年を記念し、5月中は食事をすると次回来店時に使える総菜チケットを進呈している。
営業時間は11時~15時。土曜・日曜・祝日定休。