JR和歌山駅近くのタイ料理店「Dee Dee THAI KITCHEN(ディーディータイキッチン)」(和歌山市美園町3、TEL 073-481-6700)が4月22日、オープン1周年を迎えた。
店長の北村ワラポーンさんはタイのスリン地方出身。2005(平成17)年に和歌山の親類を頼り、日本に留学した。その後、タイ料理を日本人にもっと親しんでもらいたいと起業を決意。2019年にタイで料理を学び、国家資格を取得し、同店をオープンした。
ワラポーンさんによると、スリン地方ではゾウを神として祭ることから、ロゴにゾウのイラストを起用したほか、ゾウをかたどった食器をタイから取り寄せたという。店名の「dee」はタイ語で「いいね」を意味する。言葉の響きを重視し「dee dee」と名付けた。大きな窓を作り、店内を明るくし、外から様子が見えるカフェをイメージしたという。席数はカウンター席4席、テーブル席16席。
メニューは、千切りした青パパイアを使ったスパイシーサラダ「ソムタム」(825円)、豚の串焼き「ムービン」(638円)、タイ風手羽先唐揚げ「ガイ・トート」(715円)、エビと春雨の蒸し物「クンオップウンセン」(1,265円)、トムヤンクン(990円)など。ランチメニューはガパオライスセット、カオマンガイセット、グリーンカレーセット、パッタイセット(以上968円)、マッサマンカレーセット(1,100円)など。
ドリンクメニューは、コーヒー(418円)、ライチジュース(462円)、バタフライピー(638円)、パクチーレモンサワー(528円)、チャーンビール、SPY各種(レッド、ピンク、ホワイト=各660円)など。
ワラポーンさんは「飲食店経営の経験がなく、コロナ禍のオープンで不安は大きかったが、タイ料理を気に入ってくれるお客さんがたくさんいてうれしい。女性や家族連れ、カップルの利用が多く、平日のランチタイムは男性客も多い。季節の新メニューやテークアウトも行っている。これからもたくさんの人にタイ料理を楽しんでもらいたい」と話す。
営業時間は、ランチタイム=11時~15時、ディナー17時~23時。月曜定休。テークアウト販売にも対応する。
※店主名の表記、メニューの価格の一部に誤りがあったため訂正いたしました(2021年5月23日 12:00)