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和歌山の「ファーマーズマーケット紀ノ川ふうの丘」のカフェ「風車」が20周年

オープンカフェ風車の前でスタッフの皆さん

オープンカフェ風車の前でスタッフの皆さん

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 「ファーマーズマーケット紀ノ川ふうの丘」直売所内のオープンカフェ「風車」(紀の川市平野)が6月、出店20周年を迎えた。経営は社会福祉法人「一麦会」(和歌山市岩橋)が運営する就労継続支援事業所「ソーシャルファームもぎたて」(紀の川市平野)。

ワンコイン500円のオムライス

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 客席は、屋根付きエントランスに設置したテーブルとベンチ、直売所内を合わせ約30席。米油やユズ、うどんなど、地域食材を中心に使った軽食やドリンク類などを提供する。イモの種類から選べる焼き芋(1グラム1円)、黒沢牧場(海南市)のソフトクリーム(400円)、ミックスジュース(450円)、オムライス(500円)などを用意し、平日は弁当も販売する。メニューは全品テークアウトに対応。

 ソーシャルファームもぎたては、同店のほか、施設内でカフェ「ムリーノ」や農産加工場なども運営。「風車」では、障がい者4~5人が勤務し、調理や販売など店舗運営全般を担当する。

 勤続13年の販売担当スタッフ・松下隆志さんは「顧客目線を大切に、店のしつらえやメニューの作り方などを常に工夫している。お客さんとの会話も大切にしている。実際にソフトクリームやユズ加工の生産現場で学んだことなどをお客さんにも伝えていきたい」と話す。「ふうの丘は、あまり混み合うこともなくのんびりした時間が流れている。野菜や産直品の買い物の際に、風車でゆっくりしてもらえたら」とも。

 営業時間は9時~17時。火曜定休。

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