救馬溪観音(すくまだにかんのん)の「あじさい曼荼羅(まんだら)園」(西牟婁郡上富田町生馬、TEL 0739-47-1140)が6月1日、開園した。
約2000坪の敷地に青、紫、赤など色とりどりのアジサイ約120種1万株を植樹する同園。今年は「あじさいの富士山」「オリンピックマークのフラワーアート」「カラフルロード」などのフォトスポットも新たに設置。撮影を楽しむ来園者の姿が見られた。
田辺市から来園した女性2人組は「友達のインスタグラム投稿を見て知った。初めて来たが、たくさんのアジサイがあって驚いた」と笑顔を見せる。
副住職の森本晄正さんは「例年6月中旬が見頃だが、今年は2週間ほど開花が早い。園全体では3~4分咲きだが、品種によっては満開。山と一体化するようにアジサイを植樹している点が見どころ。自然に触れてリフレッシュしてほしい」と話す。
開園時間=10時~15時。7月10日まで。入園料=大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)250円。開花状況はあじさい曼荼羅園のフェイスブックページとブログで発信する。