見る・遊ぶ

和歌山・すさみの交番跡に観光拠点 地元ガイドとカヤック・SUPのツアーも

「スサミブランドツアー」をPRする源口さん

「スサミブランドツアー」をPRする源口さん

  • 47

  •  

 旧すさみ町幹部交番を改修した観光案内所「スサミトラベルカウンターフロント110(いちいちまる)」(すさみ町周参見、TEL 0739-34-3200)が7月1日、オープンした。運営はすさみ町観光協会。

旧交番の留置所が見学可能

[広告]

 2019(平成31)年4月まで交番として使われていた2階建ての同施設。外観と内装は、すさみの海にちなみ、青を基調に塗装した。名前には「ホテルのフロントのように最初にチェックインする場所」の意味を込め、交番の名残として「110」を入れる。ロゴマークの海と山はすさみの豊かな自然を、タキシードはホテルのフロントマンを、襟と山が交差するバツ印は交番の地図記号を表す。

 1階では観光案内に加え、カヤックやスタンドアップパドル(SUP)、自転車などのレンタルとツアー予約を受け付ける。1階奥の留置所跡も見学可能。2階とテラスはフリースペースとして開放し、コワーキングスペースや休憩所として利用できる。

 同協会は「何度でも訪れたくなる、あの人に会いたくなる町へ」をコンセプトに「ローカルツーリズム スサミブランドツアー」を打ち出す。カヤックやSUPに乗り、里野海岸や稲積島付近などのコースを案内人と共に巡る。そのほか、ヨガやサイクリングのツアーも行う。

 地域コーディネーターの源口葉月さんは「スサミブランドツアーは、地元の人と遊ぶように楽しんでほしい。アクティビティーを通じてすさみの自然を満喫すると共に、『あの人がいるからまた来たい』と言ってもらえる観光を提案したい」と話す。

 営業時間は9~18時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース