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和歌山の酒造会社が卓上型ドリンクサーバー「レモンチュウハイの素」販売

「ぼっくしゅ」から「富士白レモンチュウハイの素」を注ぐ様子

「ぼっくしゅ」から「富士白レモンチュウハイの素」を注ぐ様子

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 酒造会社「中野BC」(海南市藤白、TEL 073-482-1234)が卓上型ドリンクサーバー「ぼっくしゅ 富士白レモンチュウハイの素」の販売を始めて1カ月がたった。

専用コックで量を調整しながら注ぐことができる

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 ぼっくしゅはダンボール箱内に酒等を入れたビニールパックを格納した専用の容器。外箱とビニールパックが入った箱の二重構造で、外箱を土台にしてビニールパックに専用のコックを取り付け、上に載せることで卓上サーバーになる。

 第1弾は富士白レモンチュウハイの素。同商品は、同社が約25年にわたり販売し、2009(平成21)年に終売した缶酎ハイ「FUJISHIRO」の復刻版リキュール。2020年下半期は家飲み需要の増加から、同社Eコマース部門で2018(平成30)年下半期の約10倍を売り上げた。顧客からの「大容量で楽しみたい」との声に応え4リットル入りペットボトルで販売していたが、「重くて持ち上げるのが大変」「大容量の酒をテーブルに置いておくのは恥ずかしい」などの声から卓上型ドリンクサーバーの同商品を企画したという。

 同社通販部の山中真梨奈さんは「受け取りやすく、組み立ても簡単で、卓上においても邪魔にならないコンパクトサイズ。女性社員で考えたイラストやロゴを入れ、かわいく生活になじむデザインに仕上げた」と話す。「富士白レモンチュウハイの素は氷でキンキンに冷やしてストレートや、濃いめの牛乳割りがお薦め。そのほかビールに少し入れてフルーツビール風やお湯割りも楽しめる。好みの量に調整できるので、気軽にレモンチュウハイを楽しんでほしい」とも。

 価格は3リットル入り9,350円(送料込み)。同社オンラインショップでのみ販売する。

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