「有田みかん」の果汁を使った「野菜生活100 有田みかんミックス」の販売が11月23日、全国の量販店やコンビニエンスストアなどで始まった。販売はカゴメ(愛知県)
「野菜生活100」季節限定シリーズは、日本各地の農産物を使い、地域のおいしさを全国に届けようという「地産全消」がコンセプト。容量は紙パック入り195ミリリットル。配合は、野菜汁50%、りんご、オレンジ、レモン、うんしゅうみかんの果汁50%。和歌山県産「有田みかん」ブランドのうんしゅうみかんの果汁を使用する。
同商品は、県産ブランドの向上を図り販路も開拓しようと和歌山県が、食品メーカーに行ってきた県産品活用への提案から生まれた商品の一つ。2017(平成29)年に期間限定で初めて販売し、今年が5回目の販売になる。
パッケージの側面には、和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」を描くとともに、2月に日本農業遺産に認定された「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」を紹介する。2次元バーコードを読み取ると、有田川町のミカン生産者を紹介する特設サイトにアクセスできる。
和歌山県食品流通課の公式ツイッター『「おいしい!健康わかやま」和歌山県食品流通課』の商品紹介ツイートには、12月13日現在、122のリツイート、387のいいねが付き、「既に4ケース注文させてもらいましたが、もう残り少ないので追加注文するところです」「毎年うまいよね」「待ってました」(以上原文ママ)などの反応が寄せられている。
県食品流通課の稲葉有里さんは「『有田みかん』を食べているような甘さがググッと感じられる。ミカンジュースの感覚で飲めるので、野菜ジュースが苦手な人にも薦めたい。たくさんの人に飲んでもらえれば」と呼び掛ける。
販売は2月中旬まで。