ケーキとパンの店「Pastry&Bakery Kau Kau(ペストリーアンドベーカリーカウカウ)」(和歌山市和歌浦中、TEL 073-488-5251)が2月5日、オープン1周年を迎える。
店主の北村圭志さんは、家族との料理をきっかけに料理人を志し、18歳でパティシエになった。2014(平成26)年から2017(平成29)年にかけ、浜の宮海水浴場(毛見)近くで同名のカフェを経営。2021年にテークアウト専門の同店をオープンした。店名は、サーフィンが好きな北村さんがサーフィンの盛んなハワイの言葉で「食べる」にちなんで名付けた。
広さ約8坪の店舗で、仕込みから販売まで一人で行う。北村さんによると、ヨーロッパでは洋菓子店でクロワッサンなどパンを扱うことから、ケーキとパンを並べて販売する。主力商品は、クロワッサン(220円~)と北村さんが「トースターの余熱で温めて食べてほしい」というクリームパン(カスタード=250円、チョコ・抹茶=270円)。このほか、「カスタードデニッシュ」(240円)、「パンドミ」「くまさん食パン」(以上420円)なども並ぶ。ケーキは、「まりひめショート」(480円)、モンブラン(500円)、エクレア(320円)など。焼き菓子やバースデーケーキ、コーヒー(100円)も販売する。
1年間営業し、客からのリクエストや季節に合わせ、徐々に商品数が増えたという。2月5日~8日は1周年を記念し、クリームパン全種220円で販売する。
北村さんは「カフェのころからの常連客も来てくれてうれしい。カフェではキッチンから動けなかったので、今はお客さまと直接言葉を交わせて楽しい。仕込み作業や新商品を考える時間が好き。これからもおいしい菓子を焼き続けたい」と笑顔を見せる。
営業時間は10時30分~18時。水曜・木曜定休。