和歌山城の限定御城印の配布が3月15日、わかやま歴史館(和歌山市一番丁、TEL 073-435-1044)で始まった。
和歌山城公園内の伏虎(ふっこ)像が「ミュージアム干支(えと)コレクションアワード2022 虎」グランプリ受賞を記念し、御城印を作成した。同アワードは、全国の博物館が自薦した「虎」が入ったコレクションを紹介し、インターネット投票でグランプリを決める。同像は、昨年12月14日から1月27日までの投票期間中、3424票を獲得し、全93点からグランプリに輝いた。
限定御城印は、同像の写真入りで、配布枚数は今年の西暦にちなみ2022枚。同館歴史展示室に入場した1人につき1枚を配布する。
和歌山城整備企画課の柳雄介さんは「公式ラインやインスタグラムなどのSNSで呼びかけたところ、たくさんの反響があった。伏虎像と同じ名前の旧伏虎中学校卒業生のコメントもたくさんあり、伏虎像が愛されていることがよく分かった」と話す。「暖かくなり外を歩くにも良い季節になってきたので、ぜひ伏虎像を見に来てほしい」と呼びかける。
開館時間は9時~17時30分。入館料は高校生以上100円。御城印の配布はなくなり次第終了。