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高野山でコウヤマキを使ったハンドクリームが販売1周年

コウヤマキなどを使ったハンドクリーム(左)とヒノキを使った手指消毒スプレー

コウヤマキなどを使ったハンドクリーム(左)とヒノキを使った手指消毒スプレー

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 原料に高野山のコウヤマキを使ったハンドクリーム「SOWAKA(ソワカ)」が3月、販売1周年を迎えた。販売は高野山寺領森林組合(高野町高野山)。

ハンドクリーム「SOWAKA」と手指消毒スプレー「HINOKI de JOKIN」のギフトセット

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 高野山真言宗総本山金剛峯寺が所有する約2000ヘクタールの森林など、周辺の寺社が所有する森林を管理する同組合。森林整備の過程で出る材木にならない枝葉などを活用し、ハンドクリームやアロマオイル、ストール、数珠などの商品を作り、売り上げの一部を森林の整備や保護に活用する。

 ソワカは、コウヤマキを供花用に整える際に出る葉のくずや高野山の森林で施業の際に出る廃棄されるスギやヒノキから抽出した精油を練り込んだアロマハンドクリーム。

 同組合の山本加奈さんは「高野山を代表する樹木・コウヤマキを使い、ヒノキやスギ、ビャクダンなどを配合することで、香の雰囲気を感じられる高野山らしい香りをイメージした。ハンドクリームは甘い香りのものが多い中、爽やかな木の香りは男性にも好評。バレンタインデー、ホワイトデーなどのプレゼントにも購入されている」と話す。「放置林、間伐など日本の取り巻く課題に目を向けるきっかけになれば」とも。

 価格は40グラム入り2,200円。同組合オンラインショップのほか、金剛峯寺内の売店や宿坊協会、仏具店「中本名玉堂」で販売する。

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