灯台をモチーフにした和菓子「燈(あかり)の『あんブラン』」の販売が3月15日、和菓子店「うすかわ饅頭(まんじゅう) 儀平」(串本町串本)で始まった。
日本財団の「海と日本プロジェクト」で展開される灯台擬人化プロジェクト「燈の守り人」とのコラボ商品。同町から潮岬灯台と樫野埼(かしのざき)灯台がモチーフに選ばれ、キャラクターが誕生した。潮岬灯台のキャラクターは、同店の名物「うすかわ饅頭」が好物という。
コラボ菓子は同店の和洋菓子「あんブラン」の灯台バージョン。スポンジケーキや生クリームをラムネ風味のあんで包んだモンブラン風菓子に、灯台を模した焼き菓子、光を表現した栗、岩に見立てた小豆、スイセンの花などをトッピングする。
「社内で海をイメージした菓子を検討し、ラムネ風味のあんに決めた。ラムネあんは通常は販売していないので、ぜひこの機会に食べてほしい」と同店製造部長の丸山正雄さん。「串本から2つの灯台が選ばれたことがうれしい。私も知人が来たら、連れて行く名所なので足を運んでほしい」と呼びかける。
価格は2個入り=1,000円。販売は冷凍のみ。