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和歌山・紀の川市の「ふうの丘」に子ヤギ 名前の募集も

「ファーマーズマーケットふうの丘」で飼育される2頭の子ヤギ

「ファーマーズマーケットふうの丘」で飼育される2頭の子ヤギ

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 紀ノ川農業協同組合が運営する「ファーマーズマーケットふうの丘」(紀の川市平野)に5月30日、子ヤギ2頭がお目見えする。

「ファーマーズマーケットふうの丘」でヤギのために作った小屋

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 子ヤギは白とブチの2頭で、いずれも1才の雄。ワールド牧場(大阪府)から購入し、同施設に迎える。駐車場横の750平方メートルの土地に古パレットで作った小屋を設置し、「ソーシャルファームもぎたて」(同)が飼育する。

 除草やふれあい体験のほか、出荷できない規格外野菜や農地の草などを与え、野菜や果物の生産でふんを堆肥などに利用するなど、循環型プロジェクトでの活躍を期待する。

 ソーシャルファームもぎたて代表の中原力哉さんは「持続可能な農業を目指す中で紀ノ川農協は、2頭を低炭素で環境循環型農業の象徴的な存在と考えている。頭数を増やし、学校や太陽光パネルの下など除草剤を使いにくい場所への貸し出し(=レンタルヤギ)にもチャレンジしたい」と意気込む。

 現在、2頭の名前を募集している。中原さんは「農業や環境にちなんだ象徴的な名前にしたいが、覚えやすくシンプルな名前も捨てがたい。皆さんの応募を楽しみにしている」と話す。

 応募者の中から抽選で同施設の商品券(5,000円分)を進呈する。締め切りは6月5日。同施設と紀ノ川農協のホームページで受け付ける。

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