和歌山市の和佐地区のヒマワリ畑で現在、ヒマワリが見頃を迎えている。
2016年からJAファームわかやま(和歌山市栗栖)が預かった休耕地を活用し、JAわかやま(同)と共同でヒマワリの栽培に取り組んでいる。ヒマワリを植え、花が終わるとトラクターで畑にすき込み、緑肥として冬のキャベツ栽培などに使う。ヒマワリは今年、5カ所で栽培する。
JAわかやま広報担当者の宮本貴夫さんは「昨年、ヒマワリの開花状況の問い合わせをもらっていたので、今年は開花状況を早めにSNSに投稿した。投稿を見て撮影に来る人も多く、反響が大きい」と話す。
営農生活部の田辺純三さんは「休耕地を農地として復活させる取り組みの一環。景観活動と緑肥作り両方の役割がある。最初は本社の隣だけだったが、毎年少しずつ場所を増やしている。地域の人にも喜んでもらっているので続けていきたい」と話す。
同地区と西和佐地区の畑5カ所のうち2カ所は、8月上旬に見頃を迎えるという。