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和歌山出身の漫画家・楳図かずおさんのイラストがステッカーに 柿PRで「グワキ」

「グワキ」握りをした撮影の様子

「グワキ」握りをした撮影の様子

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 漫画家・楳(うめ)図かずおさんとコラボした「カキハロウィーンインスタグラムキャンペーン」が9月16日、JA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」(紀の川市豊田、TEL 0736-78-3715)などで始まった。主催は「JAグループ和歌山」の柿消費拡大対策事業協議会(和歌山市美園町5)。

連日にぎわう「めっけもん広場」の柿売り場

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 全国1位の生産量を誇る和歌山県産の柿の認知拡大と販売促進を目的に、柿でハロウィーンを楽しんでもらおうと展開する同キャンペーン。柿を持ち、楳図さんの代表作のギャグ漫画「まことちゃん」に登場する中指と小指を曲げるサイン「グワシ」にかけた「グワキ」のポーズで写真を撮り、インスタグラムに投稿した人に、楳図さんのオリジナルイラストが入ったTシャツをプレゼントする。柿販売所では、和歌山県産の柿購入者に柿に貼る目と口や「グワキ」の吹き出しのシールを配布する。

 JA担当者によれば、今年は9月の気温が高く色付きが遅いため例年より収穫が遅れ、中谷早生(わせ)柿の販売が9月中旬から10月上旬ごろまで、刀根早生柿は9月末ごろに始まったという。

 めっけもん広場の女性買い物客は「父親は平核無柿を作っているので、早い品種がもう出回っていることに驚いた。楳図かずお先生の漫画を読んだことがあるので、シールの絵に懐かしさを感じた。このシールを話題にして柿を楽しみたい」と笑顔を見せる。

 高野町出身の楳図さんは「昔から柿をよく食べていて、今も地元の友人が送ってくれる柿が楽しみ。柿はビタミンCがたっぷりで、特に和歌山の柿はおいしい。全国の人に食べてもらいたい」とコメントを寄せる。

 10月10日まで。

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