有田川おみやげ開発チーム「douda(ドーダ)」が9月10日、地元食材を味付けに使ったあられ菓子「アリダガワクランチー」を発売した。
「douda」は5月、有田川町民が「どうだ」と地元を自慢できる土産品を作ろうと、町民の有志が結成。「有田みかんマーマレード味」と「ぶどう山椒(サンショウ)と古式醤油(しょうゆ)味」の2種類で同商品を発売した。同チームによる土産物の商品化は初。製造は京都の米菓店「餅武」に依頼した。特産物のサンショウとミカン、しょうゆを使うコンパクトな土産品で、有田川町が話題に上るシーンを増やすことを狙う。
チームメンバーの一人で楠部睦美さんは「有田川町をもっと身近に、気軽に感じてもらいたい。日常のホッとする瞬間でお茶請けやつまみとして楽しんでもらえれば」と話す。「パッケージデザインは、有田川町の地図を東と西の半分にしたイラストを使い、有田みかんとブドウサンショウの産地を表現している。それぞれのイラストを合わせると地図が完成するので、ぜひ2種類とも味わってほしい」とも。
価格は各450円。ゲストハウスもらいもん(吉原)で販売する。9月16日まで。17日以降は丸十家具(天満)で販売する。