見る・遊ぶ

映画「あつい胸さわぎ」が東京国際映画祭へ 雑賀崎と貴志川町でロケ

雑賀崎で撮影した映画「あつい胸さわぎ」のワンシーン

雑賀崎で撮影した映画「あつい胸さわぎ」のワンシーン

  • 239

  •  

 和歌山市雑賀崎を中心に撮影した映画「あつい胸さわぎ」が10月29日、東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門作品として「角川シネマ有楽町」(東京都千代田区)で上映される。

W主演を務める吉田美月喜さん(手前)と常盤貴子さん(2021年8月11日撮影)

[広告]

 同作品は、若年性乳がんをテーマにした大阪発の演劇ユニット「iaku(いあく)」の同題の舞台を映画化。吉田美月喜さんと常盤貴子さんがW主演を務める。脚本は、映画「凶悪」で日本アカデミー賞を受賞した高橋泉さん、監督は「恋とさよならとハワイ」で上海国際映画祭アジア新人部門脚本賞を受賞したまつむらしんごさん。

 2021年7月~8月に、和歌山市雑賀崎で吉田さん演じる武藤千夏と常磐さん演じる武藤昭子の親子が生活する自宅のシーンを撮影。「吉田染工」(紀の川市貴志川町前田)でも昭子の職場のシーンを撮影し、地元住民らも出演した。

 吉田さんは「千夏が悩んで逃げ出すシーンを深夜の『おっとっと広場』で撮影したが、真っ暗闇の海の風景がその時の千夏の心境にピッタリと重なり、千夏の苦しみが分かるシーンになった。初めて来た和歌山で、地元の皆さんの優しさ、街の雰囲気に助けられて作品ができた」と話す。

 常磐さんは「コロナ禍で温かく迎え入れてくださった皆さんにとても感謝している。映画は、地元の皆さんにとっては見慣れていて意外と気付かない場所を切り取り、よその人から見たその街のよいところをたくさん見られる機会。自分の街が映画の中で、役や世界観にどのような影響を与えたのか、ぜひ見て感じてほしい」と話す。

 まつむら監督は「自然豊かな海と、家々が傾斜地に立ち並ぶ雑賀崎の美しい風景が魅力的だった。現地を歩いてみるとそこに根付いた人たちの生活、人生を感じられる時間や空気が流れていると感じ、ここで撮影すれば物語にしっかりと血を通わせることができると思った」とコメントを寄せる。

 全国公開は2023年1月27日。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース