和歌山に関連する本に触れる「わかやまリードローカルスタンプラリー」が現在、和歌山市民図書館や和歌山市内の書店など16カ所で開催されている。
参加者は対象店舗・図書館を巡り、「和歌山の本コーナー」を楽しむ。各所でスタンプを集め、図書カードなどが当たる抽選に参加できる。スタンプは漫画家マエオカテツヤさんの妖怪イラストを採用し、各所で異なる絵柄を用意する。
「わかやまリードローカル」は、書店経営者と和歌山新報社(和歌山市福町)、ニュース和歌山(南中間町)、和歌山リビング新聞社(小野町1)、きのくに信用金庫(本町2)などが協力し、地域に関する本や出身者の本で和歌山を知る機会を増やし、読書を通じ、生活を豊かにすることを目指す読書推進活動。スタンプラリーは昨年に続き2回目で、前回は573件の応募があったという。実行委員長の津村周さんは「応募数から推定し、延べ3000回ほど足を運んでもらった。書店からも好評だった」と話す。
今年は台紙を4万枚用意し、市立小中学校に配布。対象店舗・図書館に設置するほか、ウェブサイトでも公開している。
津村さんは「気軽に参加できるので、この機会に各書店や図書館に足を運び、和歌山の本コーナーで、本を手に取ってほしい」と呼びかける。
開催場所は、和歌山県立図書館(和歌山市西高松1)、和歌山市民図書館(屏風丁)、同館西分館(松江)、太田書店(西高松1)、WAY書店TSUTAYAオークワ本社店(北中島1)、くまざわ書店(美園町5)、松木書店(和歌浦中1)、宮脇書店和歌山店(広瀬中ノ丁2)、宮脇書店ロイネット和歌山店(七番丁)など。11月30日まで。