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和歌山・川湯温泉で3年ぶり「仙人風呂かるた大会」

3年ぶりに開催された「新春仙人風呂かるた大会」

3年ぶりに開催された「新春仙人風呂かるた大会」

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 「新春仙人風呂かるた大会」が1月22日、川湯温泉(田辺市本宮町)で開催された。主催は仙人風呂実行委員会。

優勝した「バカサバイバー」(中央)と2位・3位チームのメンバー

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 2001(平成13)年から始まった同大会は、川の一部をせき止めて作る露天風呂「仙人風呂」に木製の取り札を浮かべる。2021年、2022年は新型コロナウイルス感染防止のため開催を見送った。今年は3年ぶりの開催で第20回を迎えた。

 かるたは、熊野地方の自然や文化、人物などを絵札にした「くまのじかるた」を使う。試合は4人1チームのトーナメント制で行われ、約250枚の取り札から目当ての札を探し、取り合った。第19回大会までは、全参加チームが一斉に競ったが、今大会は感染防止のため、トーナメント制に変更した。

 当日は15チーム60人が参加。兵庫県、大阪府、京都府、愛知県など県外からの参加もあった。参加者は、着ぐるみや戦隊ヒーローの衣装、チームで同じTシャツを着るなど、思い思いの格好で、湯気が立ちこめる中、熱戦を繰り広げた。

 優勝は初出場のチーム「バカサバイバー」。メンバーの阿部和也さんは「過去の動画などを見て予習をしてきたが、予想以上に楽しくて、来年もぜひ出場したい」と笑顔を見せた。

 実行委員長で「旅の宿しば」の芝伸一さんは「川湯温泉への観光客は、コロナ禍前よりも少ないが徐々に戻ってきている。トーナメント制の導入で苦労もあったが、楽しんでもらえてよかった」と話す。

 仙人風呂の入浴時間は6時30分~22時。入湯無料。2月28日まで。

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