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和歌山・紀の川市の「紀の川はっさくエール」販売 2500本醸造

紀の川市産のハッサクを使ったビール

紀の川市産のハッサクを使ったビール

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 紀の川市産のハッサクを使ったクラフトビール「紀の川はっさくエール」の販売が2月18日、紀の川市内9カ所で始まった。

紀の川市の果樹園になったハッサクの実

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 全国1位のハッサク生産量を誇る同市は、ハッサクの市場価値向上を目指し2020年から「紀の川はっさく」のブランド化に力を入れている。同ビールはその活動の一環で開発した。醸造は、同市と特産品相互取扱協定を結ぶ大阪府泉佐野市のクラフトビール醸造所「泉佐野ブルーイング」が担当した。製造本数は2500本。昨年は2500本が完売した。

 ラベルデザインは同市出身デザイナーの岩田直樹さんが担当する。市のライン公式アカウントでアンケートを呼びかけ、3案の中から選ばれた。

 同市商工労働課の岩橋勧さんは「紀の川市のハッサクは、酸味、甘味、苦味のバランスがよく、収穫から2カ月ほど低温貯蔵するのでまろやか」と話す。「取り扱う酒販店に『紀の川はっさくエール』を買い求める新規客が増えた。今期はいつ販売するのか市内外から問い合わせがあった。ハッサクになじみがない若い世代にも手にとってもらいたい」とも。

 価格は330ミリリットル入り=550円。紀の川市内の酒類販売店、産直市場「よってって」貴志川店(貴志川町前田)や「めっけもん広場」(豊田)などで販売する。

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