「ファンタジーが現実になる体験型アート展スイーツにうもれたい」が8月10日、複合施設「B3(ビーサン)」(白浜町、TEL 0739-42-2245)で開催される。
クリームソーダをモチーフに、ファンタジーの世界にいる体験を提供する同展。会場には、ソーダに見立てたボールプールを設置するほか、クリームソーダの中を再現した映像を投影するインスタレーションを行う。そのほか、ドリンク提供と物販を行う。
ドリンクメニューは、メロン、ブルー、トロピカルピーチ、南高梅など8種類のフレーバーのクリームソーダ(750円)や白良浜をイメージしたクリームソーダ(900円)など。物販コーナーでは、「クリームソーダを閉じ込めたキーホルダー」(1,200円~)などを販売する。
同展は、ライターの山田歩さんが2020年から取り組むエンターテインメントプロジェクト「FantasyMode(ファンタジーモード)」の一環。デジタル技術を使い、空想世界の体験型イベントを企画する。和歌山市内のギャラリーやイベントに出展してきた。7月はラフォーレ原宿(東京都渋谷区)内の店舗「愛と狂気のマーケット」に1カ月間、出展した。紀南地域での開催は今回が初めて。
山田さんは「空飛ぶ車が実現するなど、昔は想像の世界だったファンタジーを体験できる時代になった。ファンタジーの世界観にひたってもらえるエンターテインメント・コンテンツを目指している。東京と和歌山でスイーツに入る疑似体験を『かわいい』と楽しんでもらい、手ごたえを感じている」と話す。今後の展望については「クリームソーダ以外にもさまざまなスイーツを取り上げた作品や現実のスイーツとコラボした展開を考えている」とも。
開催時間は11時~18時(初日のみ13時~18時)。ワンドリンクオーダー制。8月16日まで。