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和歌山の末っ子ジャイアントパンダ「楓浜」が3歳に

プレゼントされた氷の「3」を抱きしめるジャイアントパンダ「楓浜」

プレゼントされた氷の「3」を抱きしめるジャイアントパンダ「楓浜」

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 ジャイアントパンダ「楓浜(ふうひん)」の3歳の誕生日イベントが11月22日、アドベンチャーワールド(白浜町堅田)で行われた。

氷を抱きしめてでんぐり返しする「楓浜」

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 楓浜は2020年に、父「永明(えいめい)」と母「良浜(らうひん)」の間に生まれた同園17頭目のパンダで、性別は雌。出生時の体重は157グラム。11月1日現在の体重は91.6キロ。名前には、秋に色づき美しく変化するカエデのように、豊かに成長する姿がたくさんの人から愛され、温かく見守ってもらえる存在になってほしいとの思いが込められている。

 当日は屋外運動場に、名前にちなんだカエデの形の氷と年齢を表す数字の「3」の氷を用意。そのほか、3つのプレゼント候補から投票で選ばれたさまざまな品種の竹の盛り合わせをプレゼントした。休園日だったことから、プレゼントを楽しむ様子をオンライン配信し、3000人以上が視聴した。カメラの前に姿を見せた楓浜は氷のオブジェを見つけると近づき、氷を抱きしめて遊んだ。竹の盛り合わせを見つけ、むしゃむしゃと食べた。

 動画配信サイトには、視聴者から祝いのメッセージと共に「大きくなったね」や「たくさん食べて」などのコメントが寄せられた。

 同園は、「パンダラブ」前に楓浜の成長を振り返るヒストリーパネルを展示。18時30分からは、スタッフが楓浜の最近の様子を解説したり、氷の誕生日ケーキをプレゼントしたりするオンライン誕生会を行う。

 飼育スタッフの品川友花さんは「今まで病気せず3歳を迎えられて良かった。3歳の楓浜は、まだまだおてんばで遊ぶのが大好き。木登りしたり、でんぐり返したり、元気に遊ぶ姿を見せてくれる」と話す。「成長と共に竹を食べる量が1年でかなり増えた。たくさん竹を食べて元気に育ってほしい」とも。

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